女性ダイバー必見!生理中のダイビングについて
女性ダイバーの皆さんにとって、生理がダイビングの予定日と重なると気分が落ちることもあるでしょう。
しかし、基本的には生理中でもダイビングをすることは可能です。
今回は生理中のダイビングについてのポイントを解説します。
生理中でもダイビングはできる?
基本的には生理中でもダイビングをすることは可能です。
多くの女性インストラクターは生理中でも海に潜っています。日常生活に支障がない程度の生理痛であれば、出血量が多いか少ないかに関係なくダイビングをすることができます。
生理中の体調や症状は個人差はありますが、問題はないと言われています。
適切な生理用品を使用し、事前の準備をしっかり行い、体調を整えてからダイビングに挑みましょう。
不安な場合、かかりつけの婦人科などへ相談してみても良いと思います。
また、下のいずれかに該当する場合ダイビングは避けた方が良いです。
- 生理痛が重い。
- 貧血を起こす。
- 体調が優れない。
- 精神状態が不安定。
- 鎮痛剤などの薬を服用している。
ダイビングは危険を伴います。
体調が万全でない状態でダイビングをすると水中事故につながりかねません。
また、体温も奪われるため、体調が悪化する可能性があります。生理中の体調が優れない場合は、無理せずダイビングをキャンセルしましょう。
また、ストレスが多い環境下でのダイビングも避けるべきです。
生理中のダイビングを快適にする方法
・生理用品:交換用のタンポンやナプキンを準備しましょう。
・防寒対策:タオル、パーカー、ラッシュガードなどを用意して、ダイビング後にすぐに温まれるようにしましょう。
・生理であることを事前に伝える:ダイビングショップに生理中であることを伝え、必要なサポートを受けられるようにしましょう。
ダイビング当日
・タンポンがおすすめ:経血漏れやナプキンの違和感がないため、快適に過ごせます。衛生面を考慮して1ダイブごとに交換することをおすすめします。
・ナプキンの使用:ナプキンでも問題なくダイビングはできますが、海水と一緒に血が漏れ出す可能性があるため、濃い色の水着やサーフパンツを着用することが推奨されます。
タンポンだけでは不安の人は、ナプキンと併用したり色の濃い水着を着用することがおすすめです。女性インストラクターがいる場合は相談してみると良いでしょう。
また、期間に余裕がある場合は、婦人科でピルをもらって生理周期をずらす方法もあります。
・防寒グッズ:ダイビング後の体の冷えを防ぐために、事前に準備した防寒アイテムを使用しましょう。
・体の中から温める:体を温める飲み物や食べ物を摂取し、エネルギー効率の良い食べ物を補給しましょう。
おまけ:ドライスーツ時の生理用品
・ドライスーツ内は基本的に濡れません。生理用品は陸と同じでOKです。
・防寒対策として普段のインナーの上からウルトラライドダウンを着用したり、おなかにカイロを貼ることもおすすめです。
まとめ
生理用品を効果的に使い、ちょっとした工夫で生理中でもダイビングが楽しめます。ただし、無理は禁物です。
生理に対する心配や不安が多い場合は、思い切ってダイビングをキャンセルして生理と被らない日にリスケジュールすることを検討してみてください。
ご自身の体調と相談しながら、無理のない範囲でダイビングを楽しんでください。