ダイビングの危険性について徹底解説
スキューバダイビングは素晴らしいアクティビティですが、水中で行うものなので、陸上とは異なる危険性があります。
今回はダイビングの危険性や安全にダイビングするためのポイントを解説していきます。
ダイビングの危険性
ダイビングは、水中という非日常の世界を楽しめるスポーツですが、注意が必要な危険性も存在しています。
以下にダイビング事故の原因と対処法をいくつか紹介します。
1.エア切れ:ダイビング中にエアがなくなった場合、バディにハンドシグナルを出して予備の空気源(オクトパス)をもらいましょう。バディが近くにいない場合は、近くのダイバーにハンドシグナルを出してエアをもらいましょう。緊急スイミングアセントで浮上することも選択肢の1つです。
2.パニック:水中で急に不安を感じることがあります。大きく深呼吸をして落ち着きましょう。バディやガイドの腕につかまる等して静止して呼吸を整えましょう。不安が残る場合はダイビングを中止しましょう。
3.水中で迷子:ガイドやバディとはぐれた場合、まずは周囲を一分間探してみて、見つからなければ水面に浮上します。ずっと水中で探し回るとエアを無駄に使い、事故につながることもあります。
4.器材のトラブル:マスクやレギュレーター、フィンなどの器材トラブルが発生することがあります。日頃から器材のメンテナンスを行い、正しい使い方をしましょう。
5.漂流:ドリフトダイビングの場合、潮の流れによって思いもよらない場所まで流されることがあります。グループでまとまり、ボートを待つことが基本です。
6.ダウンカレント:強い流れに巻き込まれると深場に引き込まれていきます。BCDに空気を入れて近くの岩礁に近づくことを試みましょう。
7.急浮上による減圧症:水圧の高い場所から急浮上すると、血中の窒素が影響を及ぼし、減圧症になる可能性があります。安全停止を行い、ゆっくり浮上しましょう。
8.酸欠:潜水中に酸欠になって意識を失うことがあります。体調が急変した場合はすぐにインストラクターに報告しましょう。
9.体調不良での潜水:体調が悪い状態で潜ると、体調が急変することがあります。体調不良を申告せずに潜ることは避けましょう。
安全に楽しむためのポイント
ダイビングを楽しむ際には、安全に注意を払うことが重要です。
以下はダイビングを楽しむためのポイントです。
1.体調管理をしておく:ダイビング前には十分な睡眠を確保し体調を整えておきましょう。風邪や体調不良の場合はダイビングを中止しましょう。持病がある場合には特に注意が必要です。
2.無理はしない:ダイビング中は無理をせず、自分の体力やスキルに合った範囲で楽しみましょう。深い場所や流れのあるポイントは特に注意が必要です。
3.装備の確認:マスク、フィン、BCD、タンクなどの装備を確認しましょう。故障や不具合があれば修理または交換してください。
4.基本スキルを習得する:耳抜きやマスククリアなどの基本スキルを習得し、トラブルに対処できるようにしましょう。
5.ダイビング計画:ダイビングポイントや水深、潮の流れなどを事前に調査し、計画を立てましょう。ガイドさんやダイビング仲間と連携して安全な計画を立てることが大切です。協力して安全にダイビングを楽しんでください。
6.浮力調整:浮力調整をしっかり行いましょう。沈むことや浮上することをコントロールできるようにしましょう。ウエイトベルトの調整やBCDの操作をマスターしましょう。
安全なダイビングを心がけて、しっかりと準備して、海の世界を楽しんでくださいね!