ダイビングの始め方
スキューバダイビングは、きれいな海の中を泳いだり、水中の生物との出会いを楽しむ素晴らしいアクティビティーです。
しかし、どのように始めればいいのか、何が必要なのか、初心者にはわからないことが多いでしょう。
今回は初めての方でも安心して始められるように、スキューバダイビングの始め方をご紹介します。
- スキューバダイビングを始める前に
- スキューバダイビングを楽しむ方法
- ダイビングのライセンスとは
- ダイビングの指導団体とは
- ダイビングショップの選び方
- 必要な器材の準備
- まとめ
スキューバダイビングを始める前に
ダイビングを始める前にまずは自分の健康状態をチェックしましょう。
呼吸器系や循環器系の病気、耳の病気、精神疾患、妊娠中の方はダイビングを控える必要があります。必要に応じて、医師の診断を受けましょう。
また、ダイビングは費用がかかる趣味です。ライセンス取得費用、ツアー代、器材の購入費用などお金がかかることを理解しましょう。
スキューバダイビングを楽しむ方法
スキューバダイビングを楽しむ方法は主に2つあります。
- 体験ダイビングをする
- ダイビングライセンスを取得する
体験ダイビングとライセンスを持って潜るのでは、楽しめる範囲に違いがあります。
・体験ダイビング
体験ダイビングは、ダイビングを試してみたい初心者向けのプログラムです。旅行先で気軽に体験できるので、興味がある方におすすめです。ただし、体験ダイビングでは浅い場所でしか潜れないということに注意してください。
・ライセンス取得
スキューバダイビングのライセンスを取得することで、最大水深18mまで潜水できるようになります。信頼できるダイビングショップを見つけ、ライセンス取得の講習を受けましょう。PADIなどのダイビング指導団体が提供する講習プログラムを受講することで、ダイビングのスキルと知識を身につけることができます。
ダイビングライセンスとは
ダイビングライセンスとは、ダイビングの指導団体が認定するCカードのことを言い、認定証のことです。
Cカードを持つとダイビングショップに所属しているガイドさんに案内してもらうファンダイビングや、バディと一緒に潜るセルフダイビングをすることが可能です。
このCカードはダイビングの指導団体から認定されたインストラクターが所属するダイビングショップで講習を受けることで取得することが可能です。
ダイビングライセンスにはランクが存在しますが、これからライセンスを取得したい人は「オープンウォーターダイバー(OW)」といわれる講習を受講することになります。「スクーバダイバー」といわれるコースとは違うので注意しましょう。
ライセンス取得の手順は以下の通りです。
- 学科講習:ダイビングの基本知識を学ぶ
- プール講習:水中での基本的なスキルを練習
- 海洋講習:実際の海でダイビングを体験
- 認定手続き:ライセンスを取得
ライセンス取得後はファンダイビングやセルフダイビングとして楽しむことができます。
ダイビングの指導団体の選び方
Cカードはダイビングの指導団体から認定されたインストラクターが所属するダイビングショップで講習を受けることで取得することが可能ですが、ダイビングの指導団体は数多く存在します。
どこの指導団体でもダイビングのライセンスを取得し、ダイビングをすることは可能ですが、世界的に認知されている指導団体がおすすめです。
マイナーな指導団体だとダイビングを断られてしまう可能性もあるので注意が必要です。
- PADI(パディ)
- NAUI(ナウイ)
- CMAS(クマス)
- BSAC(ビーエスエーシー)
- SNSI(エスエヌエスアイ)
上記5つは世界どこでも通用する指導団体となっています。
ダイビングショップの選び方
Cカードを取得するには、ライセンス講習を開催しているダイビングショップへ申し込みをしなければなりません。
ダイビングライセンスは基本的に全国の海で取得することが可能です。ダイビングをすることができる海で、ライセンス講習を行っている場所であればどこでも取得できます。
ダイビングショップには「都市型」と「現地型」の2種類あります。
どこにお店を構えているかが大きな違いになっており、それぞれ特徴とメリット、デメリットがあります。
特徴を把握し、自分に合っているショップを選びましょう!
- ライセンス取得までに総額いくらかかるのか
- 通いやすい場所かどうか
- 土日などで分割して受講可能かどうか
ダイビングショップを選ぶ際には上記のことを確認しましょう。
具体的にどんなところを確認すれば良いか、順番に記載していきます。
ライセンス取得までに総額いくらかかるのか
ここで注意することは、ホームページ上に大きく記載されている金額より、実際にかかる合計金額が多くなる場合があることです。
ホームページに書かれている金額は何が含まれているか確認しましょう。主に下記のものがCカード取得の際に必要になります。
- 講習費
- 教材費
- プールや海などの施設使用料
- 器材、ウエイト、タンク等のレンタル代
- Cカード申請料
その他にも交通費や宿泊費が掛かる場合があるので、計算に入れると良いでしょう。
通いやすい場所かどうか
家から通いやすいショップか確認しましょう。
ライセンス取得のためには日数が必要です。日数を分けて講習を受ける場合、電車や車等で通いやすいところが良いでしょう。また、都市型のダイビングショップではショップからプールや海への送迎がある場合もあります。
土日などで分割して受講可能かどうか
4日間続けて講習を受けないとダメなのか、自分の都合の良い日程で受けられるのか、ホームページに記載されていることはあまりないので実際に問い合わせてみると良いでしょう。
学科はオンラインで受講可能のショップが多いと思います。
まとめ
スキューバダイビングは、準備と知識があれば誰でも楽しむことができるアクティビティーです。
自分に合った方法でスキューバダイビングを始めてみてくださいね。
きれいな海の中を魚たちと泳ぎ、水中の世界を楽しみましょう。